車のバッテリー上がりって本当に困りますよね。
事前に「エンジンのかかりが悪い」とかの前兆があれば、心の準備も出来て驚きも少ないんですが。
先日、我が家も車で外出しようとしたらバッテリーが上がってしまっていてびっくり。
まだ新品にして3年も経っていない上に、ライト類をつけっぱなしにしていたとかいうわけでも無いという不運…。
JAF(日本自動車連盟)の会員になっているので、電話すると、すぐに充電などの対処をしてもらえました。
そこで、作業に来てもらったJAFの方から直接、バッテリー交換についてのお得な情報を教えてもらったのでメモしておきたいと思います。
言いたいことをまとめると
JAF会員はバッテリー交換作業が無料
JAFの会員は、バッテリー交換作業を無料でやってもらえます(ただし、バッテリー本体の代金は別途かかります)。
しかも、廃棄処分しなければならない使用済みバッテリーも、無料で引き取ってもらえるようです。
これは正直、作業無料と同じくらいありがたいお話。
また、当然ですが、「余裕をもってご連絡を頂けると助かります」とのこと。
※廃バッテリーの引き取りについては、JAFの規定が変わったようです。
現在では、JAFで交換用バッテリーを購入し交換した場合のみ、無料の引き取りとなっています。
ただし、お住まいの近隣にあるカーショップなどで無料引き取りを行っている場合もありますので、ご確認ください。
また、インターネット上では、不要バッテリーの引き取りを、500~1,000円程度で行っている事業者もあります。
箱詰めして指定の配送業者に引き渡すだけの簡単な方法をとっている所が多いので、検索されることをおすすめします。
バッテリー 回収【楽天市場】(外部リンク)
保険会社経由で更にお得に
同じく、事前に連絡してもらえれば、JAFの方で新品の交換用バッテリーを用意することも可能との事。
「JAFでバッテリー買うと結構高いんじゃないの??」。
そう思っていると、JAFの担当者から「自動車の任意保険はどちらの会社で入られてますか?」。
我が家の自動車保険が三井住友海上火災保険(以下、「三井住友海上」)だと伝えると、「バッテリー交換の場合、4,000円引きになります」。
おお、なんだそれ、初耳なんですけど。
サービスの流れ
簡単に書くと、以下のような流れになるそうです。
例えば、仮に、新品バッテリーをJAFに用意&交換してもらう際の料金が20,000円だとします。
- JAFが料金20,000円を保険会社(今回は三井住友海上)に請求する
- 三井住友海上がJAFに料金を払う
- 三井住友海上が、4,000円引きした差額16,000円を保険契約者である私に請求する
- 請求を受けて、保険契約者(私)が三井住友海上に16,000円払う
後からの請求になるので、ロードサービスを受けたその場で支払いをしなくても済むのもありがたい。
JAF会員向け優遇サービスを実施している保険会社や団体
このような、JAF会員向けの優遇サービスを実施している保険会社や団体は他にもあって、この記事を書いている時点で、13団体あります。
※以下のリンク先から確認してください。
自動車損害保険加入者への優遇サービス|JAF(外部リンク)
注意点
このサービスを受ける場合の注意点を上げておきます。
1. 事前にJAFの会員になっておく
このサービスを受けるのは、事前にJAFの会員になっておくことが大前提です。
ちなみに、現在は、JAFのロードサービスを受ける時に、現地で当日入会しても、会員としてのサービスをその場で受けることはできなくなりました。
昔は、現地入会での対応も可能だったようですが。
2. 契約先の保険会社・団体のコールセンターに電話する
自分が契約する保険会社・団体のコールセンターに、電話をかけて依頼をしてください。
現地でJAFの担当者が保険会社と連絡を取ってくれる場合もありますが、基本的には、事前に自分で電話する必要があります。
3: 提携保険会社が必ずお金を負担してくれるわけではない
先に紹介したリンク先に記載された保険会社や団体では、JAF会員向けの優遇サービスを実施していますが、負担してもらえる金額等のサービス内容は、それぞれ異なります。
また、契約内容によっては、記載されているサービスが受けられない場合もあるので、各コールセンターに電話した際に確認されることをお薦めします。
4: サービスの利用で保険等級が下がらないか要確認
多くの場合、サービスを利用しても保険等級が下がる事はないようです。
しかし、契約先や契約内容によって変わる場合も有り得るので、こちらも、各コールセンターへの電話の際に確認されることをお薦めします。
まとめ
バッテリー交換は自動車の正規ディーラーに頼むと高額なので、オートバックスなどに代表されるカー用品チェーン店に依頼する方も多いと思います。
でも、車の規格に合ったバッテリーをインターネット通販などを通じて自分で用意できれば、より安価でJAFに交換作業を頼むことも可能ですし、上記でご紹介した、JAFと保険会社の提携制度を利用して交換した場合などとも併せて比較検討すると、費用をより安く押さえることができます。
JAFの会員になっている方は、ぜひご自分が契約している自動車保険(任意保険)の内容を確認してみてください。
もしも、JAFと保険会社が提携しているようであれば、バッテリーのトラブルだけでなく、緊急時の他のロードサービスもお得に受けられるかもしれませんよ。
では。
コメント
コメントはありません。