Exifを簡単に削除して個人情報を守る３つの方法

Exifとは、写真を撮影したときに保存される画像データのことで、通常、撮影日時や位置情報などが含まれています。

 

Exifを削除した方が良い理由

Exif情報が付いたままの画像データは、その使い方によって、自分の個人情報を全世界にばらまいてしまう危険性があります。

インターネット上に気軽にアップした画像から、自宅の住所を含む個人情報が洩れるとしたら…。

一応、

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等の有名ＳＮＳやアプリでは、Exif情報付きの画像を投稿しても、位置情報は自動で消去される設定になっているようですが。

転ばぬ先の杖、念のため、事前にExif情報を削除しておくに越したことはありません。

そこで、Windowsパソコン・iPhone・WordPress、それぞれでのやり方をメモ書きしておきます。

 

Exif情報を削除する方法　Windows編

WindowsパソコンでExif情報を削除するには、フリーソフトを使う方法もありますが、ここでは、ソフト無しで「プロバティ」から削除する方法を記載します。

1. Exifを削除したい画像を選択
2. 画像を右クリック後「プロパティ」から「詳細」タブをクリック
3. 左下の「プロパティや個人情報を削除」をクリック
4. 「プロパティの削除」内で、「このファイルから次のプロパティを削除」を選択
5. 「すべて選択」で全項目にチェックを入れて「ＯＫ」

画像解像度など最低限の情報は残るものの、個人を特定できるレベルのものはこれで消去されます。

 

Exif情報を削除する方法　iPhone編

iPhoneでは、無料のアプリ「Loooks」を使用します。

使い方は、直観的に分かりやすくて簡単。

インストールするバージョンにもよりますが、基本的に、アプリ右上に表示されるボタンをタップして、処理したい画像や項目を選択していくだけ。

「メタデータ」「ＧＰＳデータ」両方の削除がお薦め。

削除を実行すると、元の画像は残り、Exif情報が削除された新たな画像が生成されます。

 

Exif情報を削除する方法　WordPress編

WordPressを使用してブログを更新している場合、アップロードと同時に、Exif情報を自動で削除するプラグインを入れておきます。

それが「EWWW Image Optimizer」。

本来は、画像ファイルの画質の劣化を防ぎながら、ファイルサイズを圧縮してくれるもの。

設定としては、WordPressにインストール → 有効化した後に、

1. WordPressの管理画面から「設定」「EWWW Image Optimizer」とすすみ
2. 「基本設定」タブの中の「メタデータの削除」にチェックが入っているかを確認
3. チェックが入っていなければ、チェックして「変更を保存」

で、ＯＫ。

 

あと、Exif削除とは関係ないですが、ついでに、

1. 「基本設定」タブを選択
2. 「コンバージョンリンクを非表示」欄にチェックを入れて「変更を保存」

しておきましょう。

• コンバージョンリンクというのは画像の形式を変える機能のこと。これが有効だと、サイト表示のたびに画像変換で毎回時間がかかってしまうため。

 

 

いかがでしたか？

「Exifを簡単に削除して個人情報を守る３つの方法」をご紹介しました。

どなたでも簡単に出来るやり方だと思います。

一見面倒くさいですが、ご自分を守るため、忘れずにぜひお試しください。