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粉薬や漢方薬を上手に飲むための3つの方法

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粉薬や漢方薬を上手に飲むための3つの方法

粉薬や漢方薬が苦手な方はいらっしゃいませんか?

私は、粉薬を飲む時に口に広がる苦みと、ノドに引っかかるような感覚が苦手で、病院や薬局で処方されると、今でもちょっと憂鬱になります。

そこで、そんな不快感を少しでもやわらげられないかと思っていたときに、ある薬局の方に教わった、粉薬や漢方薬を上手に飲むための方法をメモしておきたいと思います。

 

水を3回飲む

水を3回に分けながら薬を飲む方法です。

飲み方は以下のとおり。

  1. 粉薬の封を切り、袋を傾けて薬を一方に寄せておく
  2. 水を1口飲んで喉をうるおす
  3. 1~2口程度の水を口に含む
  4. 水が入ったままの口に粉薬を一気に入れて飲み込む
  5. 水をもう1口飲む

この方法のポイントは、1口目の水でノドをうるおしておくことで薬の引っかかりを減らし、2口目の水を飲むときに、薬を口に入れてから飲み込むまでの流れをできるだけ素早くすることで、苦さを感じにくくさせるところ。

注意点は、苦みは感じにくくなるものの、水に浮かんだ薬が口やノドの奥に広がる感じが嫌、という人が出やすい点。

それまで、粉薬を先に口に入れて飲んでいた場合、そう感じやすくなる人が一定数出るようです。

水が入ったコップを持つ手

 

漢方薬はお湯で溶く

漢方薬の場合は、袋の封を開けたときのニオイもそうですが、あの独特の苦みが苦手な方も多いかと。

そんなときは、顆粒又は細粒の漢方薬であれば、お湯で溶いて飲むと良いです。

溶くときは、漢方薬を先にコップや湯呑に入れ、100~150ccくらいのお湯で溶いてください。

飲むときのポイントは、薬の名前。

基本的には、

  • 「◯◯湯」という名前の漢方薬は、お湯が温かいままで
  • 「◯◯散」という名前の漢方薬は、お湯を冷ましてから

それぞれ飲むと良いとのこと。

お湯に溶かすと、だいたいの漢方薬は少し甘味が出て飲みやすくなります。

それでも苦いようであれば、小さじ1杯くらいのハチミツを溶かしてみても良いそう。

注意点は2つ。

1つ目は、薬をお湯に溶かしてから飲むまでに、あまり時間を置き過ぎないようにすること。

2つ目は、この方法では漢方薬の効能には変わりはないものの、病状や薬の種類によっては効き目や飲みやすさが変わる場合もあるため、処方された際はそれぞれ担当の薬剤師に確認して欲しい、とのことです。

漢方薬と白湯入りの湯呑

 

浮かべたオブラートで飲む

この方法は、特に小さなお子さんや、飲み込む力が衰えてきたお年寄りの方などに向いている方法だと思います。

薬以外に、以下の物を用意してください。

  • オブラート
  • 小皿
  • つまようじ

 

飲み方は以下のとおり。

  1. 小皿に水を7分目くらい入れる
  2. 水にオブラートを1枚浮かべる
  3. オブラートの中心に粉薬をのせる
  4. つまようじを使い、オブラートを薬にかぶせるように一つにまとめる
  5. まとめたオブラートを水と一緒にツルンと飲み込む

注意点は、薬をオブラートに乗せるときも、オブラートをまとめるときも、決してあわてないこと。

実は、オブラートは、私たちが思っているほど簡単に水に溶けるものではありません。

水に浮かべても、オブラートが溶けて乗せた薬が水に溶けだすことはなく、溶けるのは、あくまで、飲み込んだ先の胃の中の酸に反応してから。

もちろん、よほどの時間がかかれば別ですが、あわてずにやればどなたでも出来ますし、ノドに引っかかることなく、つるっと飲める方法だと思います。

粉薬とオブラート

 

まとめ

いかがでしたか?

粉薬や漢方薬を上手に飲むための方法を3つご紹介しました。

どの方法が合うかをそれぞれ試しながら、ご自分に合った飲み方を見つけてください。

では。

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