予期しないハプニングなどで、頭が真っ白になってしまう経験をしたことはないですか?
私の場合は、ハプニングだけではなく、人前で話をするといった、前もって状況が想定できていたはずの場面でも、プレッシャーがかかって、舞い上がってしまう時があります。
「アガる」「パニクる」を鎮めたい
その場の雰囲気に呑まれたり、軽いパニックになったりという、いわゆる「アガる」「パニクる」というようなピンチ状態ですよね。
これまで、私の周りでも、想像以上の強い緊張状態になったときに、ふだんの平静さが保てなくなり、酷いときは脂汗が出たり、手足が震えたり、腹痛や吐き気まで出るような人も見てきました。
適度な緊張感をもって取り組めるくらいの状態なら良い影響が出ますが、いき過ぎて、ある種パニック発作のようなことが毎回起きるようになると、ふだんの生活にも支障が出そう。
ピンチになっても不安を表に出さず、肝が据わった人が本当にうらやましいです。
緊張や不安になった自分の心理状態を鎮めるためには、まず深呼吸して落ち着きましょうとはよく言われますが、落ち着こうとするあまり意識し過ぎて、更に緊張状態にハマってしまうという悪循環にも陥りがち。
そんな、「アガった」「パニクった」状態から速やかに脱出したいときに有効な方法をメモしておきます。
自分を実況中継する
アガったりパニクったりしたときには、まず、今の状態を否定せず、自分が緊張と不安でいっぱいになっているという事実を認めてしまいましょう。
苦しみからあえて脱しようとせず、逃げることを一度あきらめて、それに身をゆだねてみるわけです。
具体的には、自分がいま置かれている状況や、自分の心理状態を実況してみること。
テレビのリポーターがよくやる実況中継のような感じで、できるだけ詳しく言葉にするのがポイント。
心の中でつぶやいても良いですが、小声でも言葉を口に出した方が、より効果的です。
他人の目を気にしない
この際、周りの目を気にしてはいけません。
たとえ恥ずかしくても、これを実行することで、自分の状態がそれ以上悪くなることはないわけですし、むしろ、しつこいくらい続ければ、体に起こっている緊張状態が緩和され、冷静さを取り戻すことができます。
自分のおかれている状況や気持ちの言語化に集中することで余裕が生まれ、自分自身が客観視され、結果的に緊張状態から脱出できるというわけです。
キレそうになったら
この方法は、自分の感情がたかぶったとき、例えば、震えるくらいの怒りに自分が襲われ、キレそうになったときにも有効。
ただし、相手が近くにいる場合は、声に出さない方が無難だと思います。
当たり前ですが。
まとめ
いかがでしたか?
「アガる」「パニクった」状態から速やかに脱出する方法をご紹介しました。
あわてず騒がず、自分を言語化し客観視することを思い出してください。
慣るまでに回数をこなす必要がありますが、ぜひ試してみてください。
意外と簡単にできますよ。
では。
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