窓ガラスの結露が気になる季節になってきました。
寒くなって来ると、朝起きて、ガラスやアルミの枠にべったり付いた水滴を取るのは一苦労じゃないですか?
私も、冬になると毎日、結露取り用のワイパーとタオルを両手にそれぞれ持って、家中の窓に張りつくような格好で水分を取っています。
やってて思うんですよね、「なんで毎日こんなことを」って。
夜寝る前に換気したり、カビ除けや水滴垂れ防止の吸水シートを貼ったりと、それなりの結露対策はしているんですが。
窓がペアガラスや二重サッシになっているお宅が心底うらやましい。
せめて、水滴が付きにくくなるというか、毎日しなくても良い結露対策は無いものかと思っていたところ、こんな方法もあるよ、と教えてもらったので、シェアしたいと思います。
言いたいことをまとめると
週一でエタノールと食器用洗剤
今回、結露を防止するために用意するものは、こちらです。
- 食器洗い用の中性洗剤
- 消毒用エタノール
- タオル(ぞうきん)
- キッチンペーパー
- タオルを洗える大きさの容器
結露対策の手順
手順は、以下のようになります。
- タオルやぞうきんで、窓ガラスやサッシの水滴をふき取る。
- エタノールをキッチンペーパーにつけて、サッシをふく。
- 容器に、食器洗い用の中性洗剤を水で20倍に薄めた液を作る。
- 作った液体をつけたタオルで、窓ガラスやサッシをふく。
- キッチンペーパーやタオルで、全体を乾ぶきする。
- 水滴が気になり出したら、また1~5の手順でふく。
エタノールは、カビ取りやカビ防止が目的。
多くの窓枠は金属製なので、それらを痛めてしまう恐れがある一般的なカビ取り剤は使用できません。
エタノールであれば、金属を傷めずに殺菌効果を発揮できるので、まず、カビ対策を済ませてしまいましょう。
中性洗剤の濃さの目安は、だいたい、洗剤大さじ1杯に対して、水300ミリリットルくらい。
あとは、試しながら濃度を調整してみてください。
窓の場所や寒さの度合いにもよりますが、私の家では、だいたい5日から一週間くらい効果が持続しています。
それも面倒だという方は
それでも面倒だという方は、食器洗い用の中性洗剤を使うだけでもかまいません。
要は、洗剤をぞうきんにつけて、窓ガラスやサッシをふくだけ。
事前に水分をとるとか、エタノールを用意するとか、乾ぶきとかいう作業は省いてしまいましょう。
ただし、洗剤のつけすぎには注意してください。
お金をかけても良い方は
結露対策に多少お金をかけても良い、という方なら、以下の対策もアリだと思います。
結露だけでなく、寒さ対策にもなりますしね。
ぷちぷちシート
いわゆる、プチプチとかエアキャップと呼ばれているものです。
正式には「気泡入り緩衝材」と言いますが、これらがシート状になったものを、窓ガラスのサイズに合わせて切断して貼りましょう。
これは、貼ることで、ガラスの温度が下がるのを防いで結露の発生を抑えてしまおう、というやり方。
ホームセンターへ行くと結露対策用の製品が売っていますが、宅配便などで届いた荷物の梱包用のぷちぷちシートを保管しておいて流用しても良いです。
ただし、網入りの窓ガラスの場合は、割れる恐れがあるそうなので、貼らないようにしてください。
個人的には、ガラスの内側(室内側)に貼った時よりも、外側に貼った方が効果が出た気がします。
家の外からの見栄えが悪くなる、という問題がありますが。
どうしてもお金をかけたくなければ、プチプチの代わりに、もらって来た荷物用の段ボールをばらして貼る、という、ものすごい力技もありますけど、そこまでの度胸は無かったです…。
部屋も暗くなりますからね。
結露防止シート(フィルム)
結露防止のシート(フィルム)を、窓ガラスに貼るという方法もあります。
図式はプチプチと同じなんですが、違うのは、見栄えですね。
模様などがデザインされているようなおしゃれな製品だと、来客があっても、単なるプチプチほどは気になりません。
シンプルなものが良いという方向けには、透明やミラー状のシート・フィルムもあるようなので、おすすめです。
ただし、これもプチプチと同様、網入りの窓ガラスの場合、割れる恐れがある製品もあるので、説明書に書いてある指示にしたがってください。
窓用の結露防止ヒーター
窓を暖めるための専用家電「窓用ヒーター(ウインドーラジエーター)」を設置する、という方法もあります。
多くは、窓の下に設置され、上昇気流を発生させて、室内に入ってくる冷気をシャットアウトするもの。
結露抑制にも効果を発揮しますし、カーテンや窓まわりのカビや雑菌の繁殖を低減できます。
また、サイズ調整が可能なものも多いので、意外と気軽に使いやすい製品でもあります。
ただし、弱点が2つ。
一つ目は、スイッチを入れている間しか効果が期待できない点。
つまり、日中はともかく、寝ている間スイッチを切ってしまうと、当然、朝には窓に水滴が。
二つ目は、パワーの弱い製品だと、窓の下部分しか結露を防いでくれない場合がある点。
広く普及しているような製品ではないため、メーカー同士の競争が少なく、性能が向上しにくい性質の製品でもあります。
購入される際は、よく比較検討されることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
窓の水滴、いわゆる結露を防止するための方法をご紹介しました。
簡単に出来る物から、ちょっと費用がかかるものまでありますが、ご自分の条件に合った方法を試してみてください。
では。
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