引っ越しや粗大ごみを出す際などに、家具を解体しなければいけないときってありますよね。
でも、そんなときに、ネジが固くなったり、微妙にサビたりしていて外せなくなって困る場合があります。
電動ドライバーがあれば良いんですが、もし無い場合に、普通のドライバーで無理やり外そうとして、ネジの頭の溝をつぶしてしまっては元も子もありません。
そこで、固くて外れないネジを簡単に外す方法をメモしておきたいと思います。
言いたいことをまとめると
アイロンで温める
用意するのはアイロンです。
ネジを外す手順は以下のとおり。
- ネジの頭がネジ周り面よりも少し出ていることを確認
- アイロンの設定温度を最強にして、高温にする
- アイロンをネジの頭の部分に20~30秒ほど当てる
- 30秒熱したらアイロンを離して、15秒くらい熱を冷ます
- ドライバーでネジを回して外す
アイロンを当てるときは、ネジの周りを焦がさないように、軽くこすりながら当ててください。
ネジでアイロンに傷がつくのが心配な場合は、ハンカチなどをはさみましょう。
また、ネジの頭がネジ周りに比べてあまり出ていないようなら、アイロン先のとがった部分をピンポイントに当てても良いです。
ネジが外れる仕組み
この方法は、金属が熱で膨張する性質を利用するもの。
ネジが外れないのは、ネジ穴にホコリやサビが入り込んでいることが大きな原因です。
そこで、ネジをアイロンで温めて膨らませることで、詰まっているホコリやサビが外れやすくなり、ネジが埋め込まれた穴も少しだけ広がります。
膨張していたネジが冷めて元の大きさに戻って、ネジ穴に隙間ができたところでネジを回すと簡単に外れるというわけです。
注意点
この方法を使って外すネジの周りの材質が、家具など木製部分ならあまり心配はないですが、プラスチック類だと溶けてしまう心配があります。
熱に弱い精密機械なども避けた方が無難かと。
ネジを外す際には十分に注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
アイロンを使って、固くて外れないネジを簡単に外す方法をご紹介しました。
最近は、ニトリやIKEAなどの通販で組み立て式家具を買って、自分で組み立てている方も多いので、電動ドライバーの普及率も上がっているようですが、もしお持ちでなければ、この方法を試してみてください。
あと、くれぐれもヤケドには注意してくださいね。
では。
コメント
コメントはありません。