お餅を包丁で切るのって大変ですよね?
つきたてでは切れないので、作ってしばらくたった後に、板状になったお餅を四角く切り分けるわけですが、時間が経つと固くなってしまいます。
また、切っている時も、餅の粘り気が包丁の刃について切れ味が悪くなったりと、なかなかの苦労が。
そこで、お餅を包丁で切る時に楽をするための方法を、4つメモしておきます。
用意するもの
今回の方法では、包丁とまな板以外に、以下のものを使います。
- 日本酒
- 霧吹き
- 鍋に沸かしたお湯
- 布巾
- 大根
固くなったお餅を切る
日本酒をかける
まず、日本酒を使う方法です
手順は以下のとおり。
- 日本酒を霧吹きに入れて、固くなったお餅全体に吹きかける
- 1時間ほど放置してから包丁で切る
お酒の作用で固いお餅が柔らかくなって、包丁で切りやすくなります。
お湯で包丁を温める
温めた包丁で切るという方法です。
手順は以下のとおり。
- 包丁の刃を浸けられるくらいの大きさの鍋にお湯を沸かす
- 沸騰したお湯に包丁を30秒ほど浸けて刃を温める
- 包丁が熱いうちに餅を切る
冷たいままの包丁で切るよりも、固いお餅に刃先がすうっと入っていきます。
押し切る
お餅を切る場合は、普通のご家庭にある包丁でも切れると思いますが、包丁の峰(刃の後ろ部分)を上から押さえるためのあて木が付いた「餅切り包丁」があれば、もっと楽に切れます。
包丁各部の名称と役割 – 貝印 (外部リンク)
ただし、お持ちのご家庭は少ないはず。
そこで、餅切り包丁での切り方を参考に、用意した布巾などを使って片手で峰を上から押さえながら、押し切るようにすると、引きながら切るよりも更に楽になりますよ。
大根で包丁の切れ味を保つ
お餅を少しだけ切り分けるなら、上記の方法を使うだけでもだいぶ楽になるはず。
でも、たくさん切り分けようとすると、どうしても包丁の刃の部分が餅の粘り気でベタついて、切る度に切れ味が悪くなります。
そこで、切れ味を保つために、大根を切りながら切ってみてください。
用意する大根は、丸々1本でなく、ヘタ部分だけでも構いません。
包丁で大根を切りながらお餅を切ると、大根に含まれるアミラーゼという成分と水気のおかげで、包丁のベタつきが取れて、通りがよくなります。
濡れた布巾などを使って、包丁の粘り気をふき取りながらお餅を切るよりも、だいぶ楽にベタつきが取れますよ。
まとめ
いかがでしたか?
お餅を包丁で切る時に楽をするための4つのワザをご紹介しました。
どの方法を使って頂いても良いですが、組み合せると、より楽になるはず。
これからは、お餅を楽に切ってくださいね。
では。
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